ええ、誤解が生じてるようなので、独白。ケガや事故はしょっちゅうなんだけど、なんと、10年以上ぶりぶりに病気したぜ!
・タグハグツアー08初日、1月6日、長崎ドラムBe-7での
ライブの打ち上げの後、深夜から発熱。
・7日も高熱、インフルエンザのAでもBでもなく、
病名不明のまま8日に成田出発。この時既に声を失う。
しゃべり声すら普通にでない状態に。
・ニューヨーク経由ヒューストン行きに乗るやいなや、
機内で猛発熱。
・ヒューストン到着も、あまりの状態の悲惨さに、
9日のヒューストンでのライブを、ブッキングマネージャー
の判断で、午前中にキャンセルを決定。
・ところがヒューストン紙にFC絶賛の記事が載っていると
聞き、男気でベッドから起きあがり、ロードイン20分前に
<やっぱ俺ヤル>宣言。
・声は?…の周囲の反応に、<俺歌わない>宣言。
・セットリストから、わかりやすいタイトルを画用紙に書き、
口パク&ダンス〜チャップリン宣言。
・ヒューストン/ウォールター・オン・ワシントンでの、
USツアー初日を、このサイレント&ダンスで通し、
客に歌わせ続け、MCのアメリカンジョークだけ
小声でしゃべり、それでも大絶賛アンコールに。
・しかしさすがに初日のアンコールは拒否。
アンコールに応える元気はなかった。
・以後18日の、パザイック/ザ・ループ・ラウンジまで、
基本的に、本来のバカでかい声を出さぬまま、
サイレントかプチトーキー、わかりやすく言えば……
チャップリン・スタイルと、時々イアン・デューリー&
ルー・リード風しゃべり歌を、ミックスしてツアーを続行。
ベッドとステージの間を行き来するだけの、
恍惚の人となる。
・この間に投与された薬物、USペニシリン大粒10錠、
USヴィックス水溶液1.5リットル。
日本から持ち込んだ抗生物質と混ぜ混ぜで服用したため、
恐ろしい幻覚に毎夜うなされるハメに。幻覚の内容は、
また後日、独白。
テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽
- 2008/01/28(月) 19:05:31|
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*前回の話* 早い話が、
ザ・セイントでは、ライブ前に酔っぱらってしまったわけだ。ウィスキーをロックグラスにトリプルで2杯。そのあとのステージの重かったこと。でもライブは全身全霊なんでいいとしても、問題は・・・酔っぱらうと英語がわかるんだ、これが!
英語を勉強してるワケじゃないので、シラフの時は聞こうとしなきゃわからない。ところが、酔っぱらったらガイジンになれる。耳が拡張されるというか、スーッと意味が入ってくる。耳が効くと、口も滑り出す。しゃべるときも、間違いを気にしないで、ド〜ンと大声になる。
で、下手なMCに感情がこもる。以下は、俺のデタラメ英語を翻訳すると、
『オッス!俺たちは長崎国からやってきた。オマエら長崎国のこと知ってるか?・・・知らないのか?そうか、とんでもない教育しやがるな、この国は。アスUSホール!今のは、日本でいうところの、ダジャレだ!ハハハ。いいか、長崎国っていうのはな、オマエらが最後に原子爆弾を落とした所じゃんか、知らんとは言わせんぞ。覚えとけ!たとえ忘れても俺を覚えとけ!俺を思い出せばその事も思い出し、長崎を忘れないだろう。ウェ〜イ!俺はファンタジーズコアだ。幻の中の核だ。つまり原子爆弾幻想の奧の奧の芯だ。落とした原子爆弾の跳ね返りが、俺だ!俺を見ろ!跳ね返る俺をよけるな!受けて覚えろ!』
すると、客の中から年寄りの振り絞る叫び声が、俺めがけて跳ね返った!
「先に真珠湾を奇襲したのはオマエじゃないか、ジャップ!先に真珠湾を攻撃したのはオマエだ〜!・・・もの〜!」
見事に俺の英語が通じてしまっていた。非難される英語ほどよくわかる。怒られるときが一番わかる。その爺さんは叫んだ後、うしろのドアからその場を去った。ドアの閉まる音が激しかった!ピカドンシャ〜ン!
ドアの音がディレイする微妙な雰囲気の中、 1.2.3.4……FCのロックンロールは再生し連続した。残った観客は、俺たちに強い拍手を送った。
そこんとこは、さすがに、自由の国、アメリカだった。
テーマ:戦争・原爆 - ジャンル:政治・経済
- 2007/11/28(水) 20:24:05|
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Nov.7.tue? Asbury Park, NJ
The Saint 2007年11月7日。ニュージャージー州アズベリーパークの、
ザ・セイントは親切なハコだった。それは、俺たちが到着して機材を中へ運び終えた時間には、ささっとLLサイズのピザが用意されたから。・・・・・・そんだけ。そんだけだけど、そのお心遣いが、とっても有り難い時機ってのがあってさ。ファンタジーズコアって、例えば12日間で毎日休みなく13回演奏するようなバンドなので、6日目ぐらいが体力的に一番ぐらつきやすい時なんだな。そんな時に見知らぬ土地で、タイミングよくケアをされると、ホント、アメリカ人って親切だなあって思うわけ。食い飽きたピザでも、旨いもんなんだ。ツアーで食のレベルがどんどん落ちてるから。
ここでは珍しく、演奏前にウィスキーを飲んだ。USツアー中は、毎日詰め詰めの長距離移動が続くので、ゆっくり酒を飲むことが、あまり、ない。ただこの日は、珍しくノドの調子が微妙だったので、ホットウイスキーでごまかそうとしたわけだ。
あ、違う!ホットウイスキーをくれと言ったら、ホットウイスキーってなんだ!?って言われてだ。ウィスキーをどうやって沸かすの?と問われて、ホットウォーター&ウィスキーだっつって言ってんじゃん……と段々ややこしくなって、そうそう、説明してる自分にいらいらした挙げ句、お湯で割るのがロックっぽくないと感じた瞬間、『ストレート、トリプル!』って、シャウトしてしまった!
元々俺は、水割り大嫌いで、水割り!って言ってるオジちゃん達までも嫌う偏見の持ち主。焼酎でもウィスキーでも水で割るのは気が知れない。ただ、ノドのピンチ、ここ一番には、ホットウイスキーが、薬としてカバーしてくれた記憶が、福岡西新JAJA(拍手)であったのを覚えていて、言っちゃったんだけど。あんなに質問攻めにあうとはさ。ホットウイスキーって日本人特有の飲み物みたいよ。う〜ん、<薄める文化>、それが日本文化!
サントリーさん、どうですか?・・・ああそうですか。口笛吹いて知らんぷりですか?
しかし、ホットウイスキーがなかった反動からトリプル!とは、やっぱ引っ込みが付かないロック男のバカ意地!・・・ダブルにしときゃよかったぜよ。と、あとで思うことになる。
*つづくテーマ:アメリカ生活 - ジャンル:海外情報
- 2007/11/24(土) 19:42:15|
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*前回までの話*ところがキャサリンたら、一瞬消えたかと思うとすぐさま、お友達のケイトちゃんを連れてきちゃってさ。今度はケイトが、ジーンズを降ろし始めた。そこでケイトが一言。
『マオさん、ウォッチ・マイ・アス。』
その、キャサリンよりやや引き締まった感のある、ケイトの右お尻の入れ墨。彫ってあったのは、やはり日本語の漢字一文字、・・・今度は・・・【清】だった。
『マオさん、あなたは、日本語を尻つくしてるでしょ。
だから、お願い教えて!
この日本の文字は、なんていう意味があるの?』
「あのう・・・ケイト、俺は例によって目が悪いんだ。
悪いけど、もっと近くで見せてくれ。」
『 OK、こんな感じ。どう?マオさん。』
「う〜ん、これは驚きだなあ〜、へそなるへそなる・・・」
と言って、またもヒップの向きを両手で動かし、どれどれ〜と、漢字の【清】という入れ墨を、なぜか薬指でなぞった。二人目ともなると、指でなぞるのに躊躇のチュの字もなし!<占いでもするかのように>ではなく、その手つきはもう<占い師然>としていた。
そして俺はその時、生まれて初めて・・・<定職に就いた!>・・・と実感したのだった。なんせその高揚感からか、思わずバーテンダーに向かって指を鳴らしちゃったもん。キュピンキュピン!
「ヘイボーイ、テキーラ、2ショット。
チェイサーはジャック・ダニエルのダブル。
そのチェイサーは、もちのろん、
ニュージャージーの地ビールだべえ!」
セクハラではない自信に満ちたマオさんの、占い師然とした振る舞いが、ケイトのスマイルを引き立てたぜ。
『いい感じ、いい漢字?どんな意味?
ねえ、マオさん、早くう〜・・・。』
キャサリンの例に従って、バーテンダーからナプキンが渡された。俺はその紙に、ローマ字読み。英訳など、思い当たる節を、丁寧に書き込みながら答えた。
「この文字【清】の意味は、英語だと、PURE です。
そう、ケイト、君はどんだけやっていても、
男たちは、このタトゥー【清】を見る否や
君を<汚れなき天使>と思い、
つまり君をヴァージンだと思い、
君に優しく接するだろう。おめでとう。」
『 WO〜W!ワ〜オッ!』
おっと、その WOW の言い方、あれだ!ジュリエット・ルイスにクリソツ!似てるなあ。この娘、ジュリエット・ルイスの妹じゃなかやろか。最近、女優からロック歌手になっちゃてんだもんなあ。ねえケイト、ジュリ姉を紹介しろ!と小叫びしながら、俺は続けた。
「この文字【清】の意味が、CLEAN だと解釈するなら、
君が例えシャワーを浴びてなくとも、
彼は平気だから、心配するな。
急いで絡みなさい。それが大事なときもある。」
『 WO〜W!ワ〜オッ!それで、マオさん。
あたしと、キャサリンじゃ、どっちがいいの?』
ええ〜!そいうときは、どっちもだあ。いや、ジュリエット・ルイスを呼んでくれえ。ジュリエットの WOW を聞きたい。WOW の口の開き方をみたい。と小叫びしながら冷静に、
「キャサリンは【志】だから、
どっちいかっていうと、WILD ワイルド。
ケイトは【清】だから、SHY シャイかなあ。
一般的には、キャサリンはアメリカでモテるし、
ケイトは日本でモテるだろう。」
『で、マオさんは、どっちが好き?』
おいおい、ジュリエット・ルイス呼べさ。そして、この場の雰囲気をチェンジしてくれ。このまま乗っちまうと、せっかくモノにした、ケツ占い師という天職に傷がつくぜ・・・さてさて、良好な日米関係を維持する答えは何さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ねえ、マオさんは、どっちが好きなの?』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「う〜ん、カーク大佐!」
『 WO〜W!ワ〜オッ』 『 WO〜W!ワ〜オッ』
「 WO〜W!」
『 WO〜W!ワ〜オッ』『 WO〜W!ワ〜オッ』
「 WO〜W!」
『マオさん、あなたホントに英語話せないのね。』
「ね、ね、ね、そやろ!」
『 BOO~!ブ〜・・・YOU ARE LIAR・・・』
「だけん、最初っから言いよっやっか!
I CANNOT SPEAK ENGLISH,
BUT I CAN SPEAK ROCK'N'ROLL〜。」
ジュリエット・ルイス出演映画でも、特にこのバカバカしさに乾杯だあ!
テーマ:占い - ジャンル:サブカル
- 2007/09/06(木) 11:01:07|
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*前回までの話*『マオ、ウォッチ・マイ・アス。』
と言ってクルリと背中を向けたキャサリンは、ベルトをゆるめ、お尻の割れ目寸前までジーンズをさげ、綺麗なヒップを付きだした。
えっ、オレはいつから医者になったけ ?! っと冷静にとぼけてるのは、この文章を書いてる時だけで、実は現場では、けっこうビックリ食堂!だったっすよ。だって、アスと聞いたら、すぐアス・ホール(ASS HOLE)に直結する思考回路しかないもんだから、『マオ、ウォッチ・マイ・アス。』 って言われたら、初対面でなんで俺にいきなり、肛門を見せるわけ?っと思ったっすよ。それは、はたまた、初対面でなんで俺はいきなり、キャサリンの肛門に入れるわけ?っと思ったっすよ。唇にキスを交わさないで、いきなりそんなことできないわ!って思ったわよ。ロマンポルノじゃあるまいし。もち、ロマンポルシェでもあるまいし。男とはなあ・・・。
男たるもの。結局、アス = アス・ホールと思った、男たる俺の勘違いは、無駄にドキドキしただけ、だったんだけんどね。
アスは、単にケツだったのさ。尻全体をさして、『マオ、ウォッチ・マイ・アス。』 キャサリンは、お尻の穴ではなく、お尻全体を見てほしかったのだ。なぜなら、見せたいものが、そこにあったから・・・・・・。
その、プルンとした右臀部にあった、彼女が見せたいものとは、蒙古斑ではなく、YES 、タトゥーだった。タトゥーが彫ってあった・と・さ。お・し・まい、チャンチャン。
右っ尻にあったタトゥー。それは、ニュージャージーで少し前に流行ったらしい、日本語の入れ墨だった。いい感じの漢字の入れ墨、その漢字とは一文字、【志】と彫ってあった。
ところがこの【志】という文字が、これまた妙に俺のハートに火を付けた。キャサリン殿、のし袋に書かれた【志】というものは、戴くものではないですか。それが日本の礼儀というものぞ、御主。せっかくの志、戴いてよいのですよね、キャサリン殿・・・な〜んて発想になってしまって、また無駄にバクバクしだしたところに、キャサリンが一言。
『マオ、あなたは、日本語を尻つくしてるでしょ。
だから、お願い教えて!・・・【志】
この日本の文字は、なんていう意味があるの?』
「尻つくしてるって?オーマイガー!キャサリン、
荻野アンナみたいなダジャレは、3秒でやめてくれ。
俺は英語をホントに喋れないんだ。
でも、このままケツ裂するわけにはいかない。
日米関係の改善のために、俺は努力するよ。ハニー。」
『マオ、大丈夫、あなたならできる。』
できん!ちゅうねん、初対面でいきなり肛門に入れれん!っちゅうねん。って、そこに戻るな!っちゅうねん、オレよ〜。と、はにかみ葛藤しつつ、とにかくレディが、お尻を見せた状態を29秒以上続けてるんで、診察するしかなかった。
「あのう・・・キャサリン、俺は目が悪いんだ。
悪いけど、もっと近くで見せてくれ。」
『 OK、こんな感じ。どう?ダーリン。』
「う〜ん、これは意味が深いなあ〜、なるほどなるほど・・・」
と言って、ヒップの向きを両手で動かし、どれどれ〜と、漢字の【志】という入れ墨を、指でなぞった。指でなぞっては、占いでもするかのように、キャサリンにうなずいてみせた。どうやら、その緻密な作業は、セクハラではないようだった。キャサリンうれしそうに「いい感じ、いい漢字」と呟いていた。コラ、キャサリン、荻野アンナは、もうやめい!と小叫びながら、ケツ論が出た。
「それでは、発表します。ミス・キャサリン、
あなたの美しいケツに彫られたタトゥーの意味は、
広い意味で、WILL です。意志が強いことは、
高く評価される人物であります。おめでとう。」
『 YES, I WILL. それでそれで?・・・ねえ、これに書いて!』
と、キャサリンは、バーテンダーからナプキンとペンを借りてきて、オレに、日本語と英語のメモを残すようにせがんだ。
「もっと意味を限定するならば・・・
君が好きな人に、このケツの入れ墨を見せるときは,
WILLING とか WILLINGNESS という意味になり、
快く彼を受け入れる。
という、<愛の証>の文字になるでしょう。」
『 WOW!ワオッ!』
「しかし、好きでもない男たちエブリ殿に、お尻の
入れ墨を見せるならば、それはビッチ!
日本で言うところに<ヤリマン>というレッテルを
自分で貼ったことにもなるでしょう。テイク・ケア。」
『 BOO~!ブ〜・・・』
などと総評を述べて、バーテンダーから渡されたナプキンに、漢字やら英語の解説を、グチョグチョに書いてさ、キャサリン自らが降ろしたジーンズを、ケツの割れ目が隠れるまで吊り上げてやったまでだ。それがライブより疲れたってさ。あれだけの演奏の直後に、しゃべれない英語を思い出して、めいっぱい頭使うの、トゥマッチ大変だったぜ、キャサリンちゃんよ。
ところがキャサリンたら、一瞬消えたかと思うとすぐさま、お友達のケイトちゃんを連れてきちゃってさ。今度はケイトが、ジーンズを降ろし始めた。そこでケイトが一言。
『マオさん、ウォッチ・マイ・アス。』
またですかァ〜!・・・・・・しかし、マオさんって、<さん付け>になったのは、なんでだろう。ASSの明日を占うアス占いの、<ケツ占い師>魔緒さんとして、ニュージャージー州に認められてしまった、という証だろうか。ケイト、俺はロック歌手だってばよ〜。
*つづくテーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2007/08/26(日) 16:16:18|
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*前回までの話* ザ・コート・タヴァーンといクラブでは、カーク大佐からの激しい求愛で、その一日が終わったわけではなかった。ファンタジーズコアのライブだし、ギグの熱狂後もオーディエンスから接触が熱い。この日は、ドラムのジャッキーが、折れたスティックを客に投げたため、拾った客からそのスティックにサインを求められた。それをきっかけに、折れたスティックをアタシも頂戴!アタシも!というギャルが続出。次々とドラム・スティックの、あの細い面積にサインを書かされた。スティックが丸いので書きにくいんだ、これが!あの幅に漢字書けんぞ、コラ。
しかしそんなに折れたっけ?って数だなあ。・・・ジャッキー、折れてないスティックまでやってるだろう、このスケベ・ボーイが!「いや、折れたのしか、やってません。」何で、俺にはハード・ゲイのカーク大佐で、オマエにはキャシーやらジニーやらのブロンド・ギャルなのよって。ホントは言ってんだが。
なぜかこの日、フェイスはビューティフルだが、ボディはチョビッとオーバーアイス?・・・アイスクリーム食い過ぎ〜?ア〜ハ〜?って女の子が目立つ。そん中から、キャサリンが俺に尋ねた。
『マオ、あなたァ、ライブのMCで、【俺は英語しゃべれない。
俺はロックンロールしか話さない。】って言ってたけどォ、
ウー、あなたさっきから、ウー、
みんなの質問に答えてるゥわ。喋れるじゃな〜い、嘘つき!』
友近が演じるキャサリンにクリソツ、の英語っぷりだ。っつうか本物のキャサリンだし。友近キャサリンよりグッヅルッキング。ホント、この娘キレイだにゃあ。
「オー、キャサリン、俺は英語をホントに喋れない。
もし君に、俺の言葉が通じてるんなら、それは俺が君を
好きだからかもしれない、ハハハ。」
『嘘つき!』
「セックス・ピストルズにライアー(嘘つき)って曲が
あったろ。」
『知ってるゥ!』
「いいかい、キャサリン、
ロックンロールしか喋れない俺には、ロックンロールの
歌で返事してくれ。ライララライ・・・ユア・ライアー・・・
てな具合にさ。」
『ウー、だって英語、話してるじゃな〜い、あなたァ。』
「いや、ホントは話せない。俺が君のことを好きだから、
気分のいい君は俺の言葉を理解してるだけだぜ。
スリー・ドッグ・ナイトのライアー(嘘つき)って曲、
知ってるかい?チュルンチュッチュルン・ライアー・・・
って歌。」
『知らヌァ〜い。』
「おっと古すぎたか。一緒に歌ってほしかったが、
ま、お父さんか、お爺ちゃんに教えてもらいな、
その歌を覚えたら俺とホントに話せるぜ、キャサリンよ。」
『嘘つき!・・・あなたは英語を話してる。
ウー、だから、マオ、ひとつ頼みがあるのォ?』
「なんだい?言ってみな。」
『マオ、ウォッチ・マイ・アス。』
と言ってクルリと背中を向けたキャサリンは、ベルトをゆるめ、お尻の割れ目寸前までジーンズをさげ、綺麗なヒップを付きだした。
えっ、オレはいつから医者になったけ ?!

表はシンプルだが、中が深いコート・タヴァーン。
2006年11月6日 photo by Jackie.
*つづくテーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:海外情報
- 2007/08/11(土) 08:01:30|
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毎回毎回、何かが起こるから可笑しくて、その刺激が、バンドをツアーに駆り立てるのだが・・・・・・。この日は特に激しかった。ニュージャージー州の、New BrunswickにあるThe Court Tavern / ザ・コート・タヴァーンというクラブ。オープニング・アクトのThe Odessa Stepsの演奏の時から、絶叫し踊りまくり、女の子の間をかき分けながら、異常に盛り上がる、逞しい男がいた。がっちりとして短髪で金髪、パッと見は、空軍大佐役の、カーク・ダグラスって感じ。俺が嫌いなマイケル・ダグラス、の父で、俺が好きなカーク・ダグラス。
なんでカーク大佐が、ダンス・フロアの女の子の狭間で狂ってるのか、アメリカ軍も地に落ちたもんだと、傍観していた。あれでナンパ野郎なのかなあ、女の子ったら、退いてるというより明らかに無視してるぞ、おい。この街では有名な変なオジサンなのかなあ。長崎にもかつて、一世を風靡した、ダンシング・ネエちゃんがいたし。佐世保ジャスコにもかつて、少年魔緒を翻弄したエクスタ・ダンシング・レジ・ネエさんがいたし。そんな地元の変人王かぁ、で流せたらよかったんだが、これがぁ!・・・

ファンタジーズ・コアのライブで、カーク大佐はさらにモンスター化してしまった。俺が歌ってるときの、大佐のエキサイトぶりといったら、K点越えでレッドゾーン。超異常の真っ黄色。精神鑑定が即必要。体の硬い踊りでストンプする。早口で叫びまくる。でも俺たちFCは例によって、初っぱなから5曲連続メドレーをぶっ放したから、奴の固い踊りも尽きただろうよ、フフフフフ。と油断してると、なんと固いままくい込んできた。曲間のMCで、俺の真ん前に叫びながら、近づいてきやがった。
カーク大佐は俺の右手をスッくと掴み、俺を引き寄せ「お、強いな。」と抵抗する俺のシュアーのマイクを今度は両手でもっと強く引き寄せる。俺の上半身が、ステージ下の奴の方に曲がった瞬間、今度は耳元に近づき、早口の小声をまくし立てた。
『サック・・・ディック・・・ジープ・・・サック・・・ディック
・・・ジープ・・』
ボキャボラリーが乏しい俺にわかった早口は、サック・ディック・ジープ。その3つ。それより俺は、次の曲にいけないので、力ずくで振り払おうと懸命だった。しかし、カーク大佐は、落ちぶれた空軍とはいえ、エアフォース魂と、パラシュートたたみで鍛えた腕力の持ち主、俺の右手を離さない。俺はプロだから、客に切れてはいけない、と思いつつも、とうとう怒鳴ってしまった。
「何ばしよっとやあ!あっち行かんかこらあ!
ボケー!くらっすぞぉ!」
と長崎語を連発!意味はともかく、怒りのテンションが伝わったのか、カーク大佐は、やっと俺から離れた。
この後ライブのテンションが上がりまくったのは言うまでもない。カークも萌え燃えまくった。赤鬼のように隆々と硬い肉のストンプする全身から、変な空気を放ち続けた。ライブ終了後も奴はあきらめずにその空気で挑んできた。『サック・・・ディック・・・ジープ・・・SUCK・・・DICK・・・JEEP・・・』
一部始終を、後方から心配そうな素振りで見ていた、ツアーマネージャーのラズロが、フォローしようかしまいか戸惑ってるように見えた。終演の後、俺は戸惑いのラズロに尋ねた。
「ラズロ、あの男は、何て言ってたんだ?」
『魔緒さんの、アレをしゃぶらせてくれえ!って。外に自分の
ジープを置いてるので、一緒にジープの中に乗って、
舐めさせてくれえ!って言ってた。
自分のジープは広いからいいぜって。』
「やろっ?かもね〜って思ったけどさ・・・・聞き違いだと
思ってた。やっぱハードゲイだ!フォーッ!(古)
・・・でなんで、引き離さんとかコラッ!ラズロったら!」
『魔緒さんが気に入ってたら、どうしよう・・・と思ってさ。』
「なんば言よっとねラズロ!俺そんな趣味なかとよ〜。」
『スイマセン、吸いません。』
「おい、ラズロ〜!
そこでそんな日本語〜、ツカワナイデ〜ク〜ダサ〜イ。
カーク大佐! 俺のマイク、ツカマナイデ〜ク〜ダサ〜イ。」
トイレのペイントも愉快なコート・タヴァーン。
2006年11月6日 photo by Jackie.
*つづくテーマ:恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル:小説・文学
- 2007/07/28(土) 19:00:13|
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*前回までの話*
N.Y.のサウスポー/SOUTHPAWというクラブ。俺たち
ファンタジーズ・コアの前座で、ガンガン盛り上がっていたのは、
トム・ハンクス似のコメディアン、トム・ハン【クソ】のトークショーだった。前述の通り、俺は、非常に間の悪い、しかもバカでかい笑い声で、彼のマシンガン・トークの流れを、止めてしまったわけだけど。その後、せっかく気を取り直して、しゃべり出した彼のステージの目の前を、思いっきり横切って歩いてしまったので、またもや彼のマシンガン・トークは止まってしまった。

一瞬沈黙の後、彼はもう、俺をいじるしかなかった。

『ヘイ、勇敢なギャングよ、君は日本から来たのかい?ブルックリンへようこそ。』
「エクスキューズミー、あいすいません。九州男児なもんで。焼酎呑みすぎとっとさぁ。」
形だけかわしといた。だって、イジメじゃないんだぜ。そこを通らなきゃ、楽屋に行けんやったとって。この店の設計にバッド・ジョブ。
ライブの後、彼にテキーラを奢っておいた。

「オマエ最高!日本じゃ通じんばい、オマエの笑いは・・・あああ、おもしろかった!」と。

もんちろん、彼の名はトム・ハンクス似の、トム・ハン【クソ】ではないと思うので、今から要チェック!昨年のUSツアーから帰ってきて、そのままホッタラかしだったスーツケースの中を早速、まさぐり〜、始め!......らら、いくつか新聞がある、ささ、たった今確かめるぜ。..............おっ、あったあった!N.Y.の
ヴィレッジ・ヴォイスという、フリーペーパーに、クラブサウスポー/SOUTHPAWのスケジュールを発見。


*注)SOUTHPAWの下、一行目右端が、我らFANTASYS CORE。その行の左端にYANNIS PAPPASという文字。
彼の名前は、
YANNIS PAPPAS / ヤニス・パパスというそうだ。ヤニ...パパ...・・タバコの父?やろか。
音楽の父、バッハ。タバコの父、ヤニス・パパス。皆さん、応援宜しく!ネットで飛ばしてみるべ。・・・ほう、けっこうテレビとかも出てるじゃんか。案外、そのまんま東ぐらいの人物かもなあ。
しかし、トム・ハンクスには似てないってかぁ?!。いや、トム・ハンクスの頭のちゅるちゅる具合にクリソツという記憶だけを辿って、ヤニス・パパスの事を、これだけ書いてしまった俺に、グッジョブ!
それにしても、この日程表を見るに付け、11月12日、13日の
REVEREND HORTON HEAT/レヴァレンド・ホートン・ヒートの2DAYS、15日の
THE DETROIT COBRAS/ザ・デトロイト・コブラズのライブの時に、俺たち
ファンタジーズ・コアを、対バンさせてほしかったずうぇ〜い。

テーマ:ライブ シーン - ジャンル:音楽
- 2007/05/30(水) 20:49:23|
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