*前回までの話*『マオ、ウォッチ・マイ・アス。』
と言ってクルリと背中を向けたキャサリンは、ベルトをゆるめ、お尻の割れ目寸前までジーンズをさげ、綺麗なヒップを付きだした。
えっ、オレはいつから医者になったけ ?! っと冷静にとぼけてるのは、この文章を書いてる時だけで、実は現場では、けっこうビックリ食堂!だったっすよ。だって、アスと聞いたら、すぐアス・ホール(ASS HOLE)に直結する思考回路しかないもんだから、『マオ、ウォッチ・マイ・アス。』 って言われたら、初対面でなんで俺にいきなり、肛門を見せるわけ?っと思ったっすよ。それは、はたまた、初対面でなんで俺はいきなり、キャサリンの肛門に入れるわけ?っと思ったっすよ。唇にキスを交わさないで、いきなりそんなことできないわ!って思ったわよ。ロマンポルノじゃあるまいし。もち、ロマンポルシェでもあるまいし。男とはなあ・・・。
男たるもの。結局、アス = アス・ホールと思った、男たる俺の勘違いは、無駄にドキドキしただけ、だったんだけんどね。
アスは、単にケツだったのさ。尻全体をさして、『マオ、ウォッチ・マイ・アス。』 キャサリンは、お尻の穴ではなく、お尻全体を見てほしかったのだ。なぜなら、見せたいものが、そこにあったから・・・・・・。
その、プルンとした右臀部にあった、彼女が見せたいものとは、蒙古斑ではなく、YES 、タトゥーだった。タトゥーが彫ってあった・と・さ。お・し・まい、チャンチャン。
右っ尻にあったタトゥー。それは、ニュージャージーで少し前に流行ったらしい、日本語の入れ墨だった。いい感じの漢字の入れ墨、その漢字とは一文字、【志】と彫ってあった。
ところがこの【志】という文字が、これまた妙に俺のハートに火を付けた。キャサリン殿、のし袋に書かれた【志】というものは、戴くものではないですか。それが日本の礼儀というものぞ、御主。せっかくの志、戴いてよいのですよね、キャサリン殿・・・な〜んて発想になってしまって、また無駄にバクバクしだしたところに、キャサリンが一言。
『マオ、あなたは、日本語を尻つくしてるでしょ。
だから、お願い教えて!・・・【志】
この日本の文字は、なんていう意味があるの?』
「尻つくしてるって?オーマイガー!キャサリン、
荻野アンナみたいなダジャレは、3秒でやめてくれ。
俺は英語をホントに喋れないんだ。
でも、このままケツ裂するわけにはいかない。
日米関係の改善のために、俺は努力するよ。ハニー。」
『マオ、大丈夫、あなたならできる。』
できん!ちゅうねん、初対面でいきなり肛門に入れれん!っちゅうねん。って、そこに戻るな!っちゅうねん、オレよ〜。と、はにかみ葛藤しつつ、とにかくレディが、お尻を見せた状態を29秒以上続けてるんで、診察するしかなかった。
「あのう・・・キャサリン、俺は目が悪いんだ。
悪いけど、もっと近くで見せてくれ。」
『 OK、こんな感じ。どう?ダーリン。』
「う〜ん、これは意味が深いなあ〜、なるほどなるほど・・・」
と言って、ヒップの向きを両手で動かし、どれどれ〜と、漢字の【志】という入れ墨を、指でなぞった。指でなぞっては、占いでもするかのように、キャサリンにうなずいてみせた。どうやら、その緻密な作業は、セクハラではないようだった。キャサリンうれしそうに「いい感じ、いい漢字」と呟いていた。コラ、キャサリン、荻野アンナは、もうやめい!と小叫びながら、ケツ論が出た。
「それでは、発表します。ミス・キャサリン、
あなたの美しいケツに彫られたタトゥーの意味は、
広い意味で、WILL です。意志が強いことは、
高く評価される人物であります。おめでとう。」
『 YES, I WILL. それでそれで?・・・ねえ、これに書いて!』
と、キャサリンは、バーテンダーからナプキンとペンを借りてきて、オレに、日本語と英語のメモを残すようにせがんだ。
「もっと意味を限定するならば・・・
君が好きな人に、このケツの入れ墨を見せるときは,
WILLING とか WILLINGNESS という意味になり、
快く彼を受け入れる。
という、<愛の証>の文字になるでしょう。」
『 WOW!ワオッ!』
「しかし、好きでもない男たちエブリ殿に、お尻の
入れ墨を見せるならば、それはビッチ!
日本で言うところに<ヤリマン>というレッテルを
自分で貼ったことにもなるでしょう。テイク・ケア。」
『 BOO~!ブ〜・・・』
などと総評を述べて、バーテンダーから渡されたナプキンに、漢字やら英語の解説を、グチョグチョに書いてさ、キャサリン自らが降ろしたジーンズを、ケツの割れ目が隠れるまで吊り上げてやったまでだ。それがライブより疲れたってさ。あれだけの演奏の直後に、しゃべれない英語を思い出して、めいっぱい頭使うの、トゥマッチ大変だったぜ、キャサリンちゃんよ。
ところがキャサリンたら、一瞬消えたかと思うとすぐさま、お友達のケイトちゃんを連れてきちゃってさ。今度はケイトが、ジーンズを降ろし始めた。そこでケイトが一言。
『マオさん、ウォッチ・マイ・アス。』
またですかァ〜!・・・・・・しかし、マオさんって、<さん付け>になったのは、なんでだろう。ASSの明日を占うアス占いの、<ケツ占い師>魔緒さんとして、ニュージャージー州に認められてしまった、という証だろうか。ケイト、俺はロック歌手だってばよ〜。
*つづくテーマ:文明・文化&思想 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2007/08/26(日) 16:16:18|
- ツアーおどろ記
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ようよう殿
キャサリンもケイトも、20代前後の大人だったからねえ。この方法で、日本の子供達に漢字教えたら、おらあ、捕まるぜよ。ようよう、せいほ〜お。
桂子殿
自分の感情をおし殺すときって、鼻腔がふくらんで、押し出ル二酸化炭素が、ムフフ〜って鼻の穴を開ききって、三宅裕司みたいな顔になっから、ご用心。
- 2007/08/29(水) 10:36:50 |
- URL |
- キャサリン・マオログ #yGZn4fGQ
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上記を夕方拝見したとき(会社で)自分の感情をおし殺すのが精一杯でした。
ほんと先生ですわ

ねぇね、先生?Dr叩きながら歌うの?早く決まらんかなぁ

- 2007/08/28(火) 03:47:12 |
- URL |
- 桂子 #-
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これすごいよね、一見「笑えるや〜ん」何だけど。キャサリンやケイトだけじゃなくて、日本の子供達に漢字教えるのにも使えますやん

語学の先生やな

やっぱり天才は何するにも凄いね。
- 2007/08/27(月) 18:58:58 |
- URL |
- ようよう #-
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