実はオレ、中学時代、水泳部。しかもオレ、スピード社の水着使ってた。ただ、スピード社が海外ブランド(イギリス)だとは知らず、スピード社の水着をこっそり恥じていた。それはなぜかというとな...。スピード社の綴りは<SPEEDO>と書く。速さという単語の<SPEED>とは違う。<D>のあとに<O>が1文字多い。オレはこれをつづりの間違い、英語を知らない日本の会社の誤植だと思って恥じていた(笑)。間違ってないとしても、安易なネーミング(スピード道)だと恥じていた。さらに、まがい物かも?とも思っていた。だって当時は、ADIDAS/アディダスの偽物=ADDIDOS/アディドスなんかが、はびこってる時代だったから。どっちみち恥ずかしかった。
けど、オレが一目置いていたスポーツ用品店の兄ちゃん(通称ゴールドウィンの兄ちゃん)が薦めてくれたので、買ってしまっていた。とにかく周囲は、皆同じブランド(たぶんデサント社)の水着だったので、オレは他人と違う水着を着たい一心だった。目立ちたがりのロックンロール!
今思えば、SPEED+DOの造語?もしくは、Speedometer/速度計の省略形だ。最初っから、スピード社の方針がネーミングに具体化されていたことになる。たいしたもんだ。名は体を表す。<速さで世界を揺るがす製品>を作る自信と志の高さが、メラメラと燃えていた会社、ということだ。スゴいね。
そんなさなか?、中体連100メートルバタフライ決勝進出。オレは予選で着ていたスピード社の水着を、急遽変更した。実は当時、まだ輸入物だったのか、サイズがフィットしてなかった。ブカブカだったのだ。オレは佐世保で最もシャイなボーイだったので、たくさんの女子が見てるし、股間が目立たないのは嬉しかった。が、ケツのないオレはケツの付け根が余っていて、そこに水が溜まってるような気がした。これでは勝てない。女子に合わせる顔がない。それに、最悪ウンコしかぶったと勘違いされたくなかった。
『さあ狩須くん、早く決断しなさい!』
マドンナの声が聞こえた気がした。オッケーベイビー!・・・決勝では、みんなと同じデサント社の水着に変更した。
さあ中体連100メートルバタフライ決勝。結果。オレは95メートルまで3位だった。視界に入った5メートルライン手前で左右を確認した。1位と2位はスイミングクラブの特待強化選手だし、クラブ非所属のオレとしてはまあ上出来。ヨッシャッ!と納得したその瞬間、ケツをつった。
「あっ、痙ったつったぁ。あ痛っ、アイタタタッ...ゴックンブクブク...」
痙攣して水を飲んでしまい激しく失速した。溺れそう・・・その間に次々と抜かれた。記録は6位。6位は入賞だけど、3位とは大違い。6位は名実ともに痛かった。己に溺れた瞬間だった。
で、北島康介くんに告ぐ。
★スピード社の水着をね、着たほうが、絶対いいぜ!
・・・康介くんはもう大人だし、あそこフィットするし、女子が見てるって!・・・金メダルぶらさげて帰ってきてえ〜!キャ〜〜〜〜〜!よっ、水泳界の
ミック・ジャガー!
テーマ:水泳 - ジャンル:スポーツ
- 2008/06/08(日) 11:02:08|
- 脳コメント
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0