
小学生だったか中学生だったか忘れたけど、今思えば、このジュネーブの看板を見たのが、ネーミングへの好奇心と、我が街=佐世保への郷土愛の始まりだったような気がする。ソビエト連邦とアメリカ合衆国が冷戦の最中、米海軍基地の街=佐世保で、当時2つしかなかった永世中立国スイスの都市ジュネーブという文字を発見したときのショック。それは世界の矛盾へ踏み出した、オトナへの第一歩だったかもしれない。......なんつって。カッコつけんなよ、オレ。
やね、社会の教科書に載ってるやんけ。まるで正義の味方かのような表現でさあ。ね、世界に和平をもたらす国連こと国際連合がある都市、ジュネーブ。ジュネーブがあるスイスは永世中立国ばい、当時世界約190カ国中、たった2つしかなかっちゃっけん、カッコヨカねえ、その姿勢。戦争起こってもどっちの味方にも付かんばい!って宣言しとらすっちゃけん。っくう〜。核武装したがる世界の国々を尻目に、我が道を行くロックな国やねえスイスは!そいけんスキーのスイスイ上手かとやろか?!?そのスイスの主要都市がジュネーブ、この発音にまずやられたっちゃんねえ...ジュネーブ。
で、ベトナム戦争で人殺しに荷担するオレの父親の罪を少しでも軽減するために、オレはいつか国連で働くジュネーブ野郎になるのさ(デッカい夢)。そのためにはまず、佐世保のこのジュネーブに大人になったら飲みに行かねば(チッチャい夢)!っと、ガキの心は思ってた。(微笑)
やがて月日は流れ、長い間忘れ。思い出した頃には、グッと迫力があった正面看板はハガレ落ち、営業してる風情もなくなっていた。ところがドッコイ、先日たまたま通りすがりにビツクリ。復活してるようだ。看板が新しい。今時の規格サイズ看板。しかもスナックって書いてある。サイドのアメリカっぽい赤と青のラインは米兵を癒すために歓迎しているのか。それとも、ジェームズ・ボンドを罠にはめるソ連スパイの情報交換ロフトか!?......
そしてオレはまだ一度も、ジュネーブに足を踏み入れたことがない。

テーマ:ネーミング - ジャンル:モブログ
- 2008/04/08(火) 11:02:16|
- モメしとけ!
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