カエラは塾の帰り。正覚寺からゴロゴロやってくる赤迫行きの路面電車に乗らなければならなかった。西浜町から乗ったカエラは、ムッとする満員電車の空気に、いったんはつり革まで伸ばした手を素早く縮めて、鼻をおさえた。おそらく思案橋から乗り込んだ酔っぱらいの5時から男たちが、タバコとアルコールとイカとタコとキムチの胃潰瘍和えを吐きちらしているのだ。


チン!〜停車ボタンを押すしかなかった。目的地の宝町まで耐えられなくなったカエラは、長崎駅前で自分の体を押し出した。電停に駆け下りると、倒れるように歩道橋の階段に座り込んでしまった。吐きそうな口を手で抑え、耐えた。
すると、様子がおかしいと思った<
にしおかすみこ>似のおネエさんが、カエラの元にかがみこみ親切に尋ねた。
「アンタ、大丈夫?
花粉症なの?妊娠してるの?どっち?!」
カエラはその優しさに涙を流しながらもおネエさんに気を遣って、口を抑えていた手を急遽お腹にあてて、精一杯、答えた。
『...【オッサン化炭素】中毒です。』
「やっぱり。...あいつら〜訴えてやる〜!」
と路面電車に向かってムチを打ちながら絶叫した。


おネエさんはふり返ると、
クロエのショルダーバックからスプレー缶を取り出し、そのノズルでカエラの唇をこじ開けようとした。カエラはビックリして尋ねた。
「何ですかコレ?...」
『これは【オバサン化マンガン】のスプレータイプ。
【オッサン化炭素】を中和できる唯一のジェネリックさ。
アンタ、もう大丈夫だよ。』
プシューーーーー!.......
「ありがとう。」
『さ、つかまりな。浦上天主堂までおくっていくよ。』
「た、宝町...」
と言い終えると、カエラは気を失ってしまった。
片手で十字架をきったクロエのおネエさんは、スプレー缶のノズルを抜いて元栓を開けると、自分の息を思いっきり吹き入れた。『ヴフゥーーーーーッ。』そして、小声だが力強い低い声で『満タン、オッケー!』と首をタテに振ると、歩道橋を三段越しで一気に駆け上り、座・和民の方に走り去っていってしまった。


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- 2008/04/24(木) 11:02:24|
- マオゲージ辞典
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トラックバック担当浜地です。今日のFC2 トラックバックテーマ:「カレーにはふくしん漬け派?らっきょ派?」
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マオログの答:
浜地殿
『カレーに漬け物付ける感覚、
生まれてこの方いっちょんわからんばい!
カレーにはパイナップルさ、ウェイ!〜
♪ソレ、ナップルナップルナップルな、
パイ、ナップルナップルナップルな、ソレ♪』
テーマ:メタボリック&生活習慣病の最新情報 - ジャンル:ヘルス・ダイエット
- 2008/04/23(水) 11:02:23|
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*ここまでの話* 仲居さんが部屋を出たら、俺はマイクに進言した。。

「オヤジ、風呂に入れば!お湯がトロッとしてヨカよ。」
『オレ温泉に興味ないから。
オマエが風呂に入ってやれば。』
「いやいやいや、風呂のためじゃなくて
オヤジのために入らんね、温泉。
ね、お金払うんで入ってくれえ。」
『オマエ、バカじゃなかとか!
入りたくないオレになぜカネ払うわけ?!』
「いや、旅館に払うわけよ。」
『入らないオレのために旅館に払うの?』
「ま、入った方がいいけど入らなくても払うさ。」
『オマエ贅沢やねえ。最近のワッカもんはゼイタッカ〜。』
「いやいや、オレが贅沢じゃなくてさ、
今日はおふくろの喜寿で...」
と言いかけてるときには、マイクはもうこの話には興味がなくなっていて、テーブルに置いてある札が気になっていた。そのフダに書いてある文字を、たどたどしく読み始めた。

『ゆつくり、たのしいので、にゅうしつ、しないで・・・
どゆ意味?...ここは、お湯ば作いよっとか?』
「お湯から作る?...ええー?...」。

その札には<ゆっくりしたいので入室しないでください。>と書いてあった。ゆっくりシタイ?いっぱいシタイ?あんれまあエロイ。いやチョットいやらしいが、老人マイクはどうもソコを突いてるワケじゃない。日本語を読めないだけだ。湯作り楽しい?なんていくらなんでもお湯を作るか!?って、アンタ神様かぁ〜......
「ちがうちがう。ほらビジネスホテルのドアノブに
下げるヤツあるやん。...掃除のおばちゃんに、
まだ寝てるので起こすな!ってメッセージするフダ。」
『はっ?...』
「DON'T DISTURB ME.
って書いてあるやん、プラスチックのボードにさ...」
『YES, I GOT IT.(アイガリ)!』
なんやわかっとるやんけ、コラ。アイガリ爺さんが!......年をとるにつれ、ほんとマイクは英語でしか通じなくなっていく。こんな時、俺は感じるのだった。<マイクは、日本魂を奪われた佐世保の犠牲者。そのひとりである。>……と。
「おい、テレビ付けろ!相撲の始まっとる。」
あれっ?...やっぱ犠牲者撤回です!
*つづく*
テーマ:伝説の人物 - ジャンル:小説・文学
- 2008/04/22(火) 11:02:22|
- マイクのブルース
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ドイツでのライブの事はまた今度(笑)。それより避けて通れないケルン大聖堂の、ローアングルなめ上げ三分割版をお届けするぞよ。
ほらこれ。とても人間が作ったものとは思えんぜ。ちょうど修復工事中で、左タワー?に足場が見えるのがお判りか?現代建築ではない古〜い建築物のあの高さ(157メートル?)で仕事する、とび職の技能と信仰力にビツクリ?そのトンデル仕事っぷりに、ゲルマン魂を感じたぜ。中に入るとテッペンまで登れるが、もちろん階段だった。山登り並にきついので、心臓の悪い方は信仰が弱い場合は、ご遠慮ください。
とにかく街のどこからでも見える象徴。けっこう離れた野外ステージからだって見える。
POPKOMM出演のミュージシャンたちはこのケルン大聖堂と向き合いつつ、聖堂を背にしているオーディエンスを目前に演奏する。それは大聖堂から放たれる地球力を、群衆に反射させている感じだった。つまりここでは、ケルン大聖堂の最先端アンテナから発せられる神の言霊を、それぞれのアーティストが翻訳して群衆に伝えてる、って感じ。それが音楽だった。実際、それを音楽というのかもしれない。

テーマ:ドイツ - ジャンル:海外情報
- 2008/04/21(月) 11:02:46|
- ツアーおどろ記
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だからその広島球場最終年はどうなのさ?絶体絶命ではないのかよ〜。“G史上最強打線VS赤ヘル全員野球”って“プロ野球対高校球児”みたいやんけワレ、ワシはGキライじゃけん、市民球場なめたら赤んぜよ!
中止の時、“ランキンの楽園”って、やっぱレゲエのランキンさん?...
ランキン・タクシーの王国だったらなあ...と、ちょっとうれしくて、なごんだけんどよ。
テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2008/04/20(日) 11:02:02|
- モメしとけ!
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