MAOLOG 007

長崎国バンド*FANTASYS COREの狩須魔緒が分裂トークする、バラバラ談話ゾーン。

DAMNEDとBON JOVOIの名が壁に。*ツアーおどろ記(3)

*前回の話*

 THE BRIGHTON BAR / ザ・ブライトン・バーの中には、ホールの壁にぎっしりと、そこでプレイしたアーティストの名前が、それぞれの字体でプリントされていた。 
 DAMNED, THE VIVRATORS, HELMETS,THE STRANGLERS ・・・等フムフムと唸らせるバンド名の中に、BON JOVOIを見つけたときの驚きを、是非帰国したら、<ツアーおどろ記>に書かねば!と、さっき思った。

ブライトンバー中2

 またここを訪れたとき、俺たちの名前が、この壁に刻まれているのだろうか。フフフ。俺っち、ライブハウスの楽屋の落書きや、壁のバンド・ステッカー貼りがキライでさ。一回もやったことない。でもここのは、店が誇ってるからか、いい感じに見えた。とさ。

 それはさておき、この日はFANTASYS CORE / ファンタジーズコアにとって、テレビ用のライブ収録の日でもあったので、ライブ前にコメント録りがあった。番組名は、【REAL ROCK TV】という肝いりのタイトル。カメラクルーは3人。完全にラモーンズ・スタイルの革ジャンにオカッパ?ヘアーの女の子を中心に、ナーヴァスなディレクターと、親近感を持たせるための触媒役なのか、韓国系のアメリカ人がニコニコしていた。

 早速インタビューが始まったが、ビリヤード台の前で始めたのが大失敗。前述のサミー、この町の仕切り役サミーが、TVクルーにファッキンファッキンを連発。とにかく邪魔する。サミー弊害だ。カメラが回っているときでさえ、俺の背後に回ってきて、耳元で囁く。メディアを信用するな。テレビ局は、ファックだ!クソ食らえ、TV局。テレビは嘘つきだ。マオよ、だまされんじゃねえ!......どこの国も、ロッカーはTVという悪魔に、純粋に攻撃的に立ち向かう狼なんだべ。でもサミー、おらぁ、長崎国からここに来る前から、取材オッケーって言った以上、受けるさ〜。(さ〜は、沖縄風)

 『だからサミー、オマエはTVは見るな。死ぬまでジュークボックスだけを聴け。』すると、サミーは、
 「女房が俺を呼んでる。ちょっと家に帰ってまたくる。」だと。
 『サミー、ビリヤードの勝負がついてない。髭のラリーがオマエの番だと吠えてる。』
 「女房が、TVが壊れたって言ってる。TVを修理しなきゃ!帰ってこいだって。女房が......女房が......」
 ???なんじゃ、そりゃあ。こわもてサミーは恐妻家だった。おい、TVは、ファッキンなんだろ、ほっとけよ〜、あ、いっちゃった。

 『サミー、TVの修理をするとき、オマエは絶対、テレビを見るなよ。だまされるぞ〜。』

ブライトンバー中1

 実は、奴がサミーって名前だったかどうか、酒ボケの俺は覚えてなくて。ヴァン・ヘイレンにいたボーカルの、サミー・ヘイガーに似てるからサミーと書いとるとです。だって毎日違うキースやジョンと挨拶交わすもんだから。サミー、あしからず。

2006年11月5日のUSツアーより。photo by Jackie. 

*つづく



テーマ:旅行日記 - ジャンル:旅行

  1. 2007/05/09(水) 18:51:19|
  2. ツアーおどろ記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

IGGY POP ! そこんとこイギー・ポップよろしく。*ツアーおどろ記(2)

 日本では、店の名前にBARがつくと、カウンターだけの小さな店を想像してしまうが、アメリカでは、必ずしもそのイメージではにゃあよ。ニュージャージー州のLONG BRANCHにある、THE BRIGHTON BAR / ザ・ブライトン・バーは、そんなひとつ、大きなクラブだった。渋谷クアトロよりやや大きいぐらいかな。ステージも広く、お客さんもたくさん入りそう。

 俺たち、FANTASYS CORE / ファンタジーズコアが、ザ・ブライトン・バーに、ロードインしたらすぐさま、その町の、仕切ロッカー、サミーが絡んできた。『おう。おまえらジャパンか。よく来たなあ。俺はサミーだ。オマエは?魔緒か。よっしゃ、マオ、今夜を最高にしようぜ、イエーッ!よっしゃ、俺はビリヤードやっからよ、マオはジュークボックスで、俺が勝つための音楽を選んでくれえ。ほら、金は、この通り俺が入れるからよう、選曲はオマエがしてくれえ。4曲ぐらいイッチャッテくれえ。何をかけるかって?オマエの好きな曲に決まってるぜ、ヘイ!』
 こういう時は、選曲をはずすと、そこまで怒らんでもよかやっか!?と、ファッキンファッキンを連発されるので、要注意。とりあえず、歌にファッキンが多いイギー・ポップを4発、ジュークボックスにぶち込んでおいた。そこんとこイギー・ポップよろしく!
ザ・ウィヤードネス ザ・ウィヤードネス
イギー・ポップ&ザ・ストゥージズ (2007/03/07)
EMIミュージック・ジャパン
この商品の詳細を見る

 プールに腰掛けていたサミーは、そのケンカの強うそうな腕っぷしで、その辺り一帯に睨みをきかしてる太い血管腕で、キューを握りしめると、キューの先端に息を吹きかけ。意気揚々とビリヤードの球を突き始めた。相手は、対バンのMAU MAU TSUNAMI / マウ・マウ・ツナミのギター、ラリーだった。アゴ髭がミゾウチまで長く陰毛のような髭質で、なんか偉い男。二人は親友に見えた。

 ところがだぜ、そこでサミーのプレイにアクセルを噴かすはずのBGMが..........BGMが、イギーじゃなかった!なんと、よりによって、ジョージ・ハリスン。ジョージ・ハリスンが、むせび泣くように女々しくすすり歌う名曲、<ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス>(邦題:ギターが泣いている)だった!(ココ知る人ぞ、爆笑)

 プールに上半身を折り曲げ、キューの先端で球をクラッシュ寸前のサミーが、大声を上げて天を仰いだ!『ワオ!マオ!この曲は、オマエが選曲したのかぁ!ファッキン!ファッキン!』

 『NONONONONO!』さすがの俺も、早口で、NOを連発したもんだ!『ええ?、俺がこんなん、選曲するわけなかやっか、サミー!オマエこそファッキンばい!』はめられたかと思った。これを機会にパンチピンチポンチかと思った。ここは、スカッと普通にイギー・ポップの【ワイルド・アメリカ】がかかるとこやん、ジュークボックスさん、、、こら。日本人差別か、おい!
イギー・ポップ/ワイルド・アメリカ~レア・トラックス イギー・ポップ/ワイルド・アメリカ~レア・トラックス
イギー・ポップ (1994/01/19)
東芝EMI
この商品の詳細を見る

 すると、俺より先にジュークボックスにリクエストしていた、アメリカン・ブリブリ・ウーマンがバーのカウンターで、ジョージ・ハリスンのむせび泣きに、酔いしれながら体をくねっていた。俺はその背中を指差し『ヘイ、サミー、これ、彼女の選曲だっぺ。』
 
 『そうだよなあ、ブラザー。マオがこんなん選ぶわけない!』サミーはスグ引いた。実は俺、ジョージ・ハリスンも好きなんだけど、今、それ言うところじゃないので、グッとこらえて、『オフ・コース!』と叫んだ。俺は地道に、イギーポップの順番を待った。ピンク・フロイドやマーズ・ヴォルタより長く感じたジョージ・ハリスンだった。

 でもサミー、
 そんくらいで、ファッキンファッキン言うなさみー!

ブライトンバー外

写真や名前より奧が広く中も広いザ・ブライトン・バー。
後ろ姿の金髪パーカーウェアが仕切り屋サミー。
2006年11月5日のUSツアーより。photo by Jackie.


*つづく

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

  1. 2007/05/07(月) 13:46:01|
  2. ツアーおどろ記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ

プロフィール

MAO KARIS / 狩須魔緒

Author:MAO KARIS / 狩須魔緒
FANATASYS CORE/ファンタジーズコアのロックンロール・ジーザス。ポルトレーベル総裁。海外ライブで新世界創造中...。
http://www.fantasyscore.jp/
番組【BCD*POD】放電中。
http://www.fantasyscore.jp/bcdpod/

FANTASYS CORE商品

長崎アトム
長崎ブルース
Mind Conte’n’Roll
脱輪
その他の商品

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

おすすめ商品!

Best of Ska
Best of Ska

PUNK ROCK LIBERATION (パンク・ロック・リベレイション)
PUNK ROCK LIBERATION (パンク・ロック・リベレイション)

ナツカシイ未来
ナツカシイ未来

トーマス・タントラム
トーマス・タントラム

ディス・エイント・ノー・マルディ・グラ
ディス・エイント・ノー・マルディ・グラ

エヴォルーション・ブルース~ブルース・ギター進化形
エヴォルーション・ブルース~ブルース・ギター進化形

Kiss of Kali
Kiss of Kali

踊る目玉に見る目玉?アンクル・ウィリーのザ・レジデンツ・ガイド
踊る目玉に見る目玉?アンクル・ウィリーのザ・レジデンツ・ガイド

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる